【予約受付中】【小説】君の先生でもヒロインになれますか?(3)
恋人に向いているのは先生? クラスメイト?
「わかりましたよ! 旭の彼氏役を引き受けます!」
文化祭が近づく秋。教え子の久宝院旭さんは告白ラッシュに困っていた。
悩める生徒を放っておけないアタシ、
天条レイユはよりにもよって錦悠凪くんに期間限定の彼氏役を任せるように背中を押してしまう。
だって先生が生徒に「好き」の二文字を言えるわけない。
アタシが自分の気持ちを押し殺している間に、ふたりはクラス公認のカップルになって、
久宝院さんも悠凪くんと本物の恋人になろうと積極的にアプローチをかけてくる。そして、迎える運命の文化祭。
生徒同士で恋愛するのが正しいのはわかっている。だけど──
先生と生徒の近すぎる秘密の青春ラブコメは、ひとつの答えを出す!