【予約受付中】【小説】生贄乙女の婚礼(2) 龍神様に捧げたいのに守られています。
花嫁修業のための学校へ! 生贄乙女と龍神様の、溺愛すれ違い婚礼語り。
千代は弟を救うため、荒ぶる神の生贄となった。
ところが龍神の銀嶺は、花嫁として千代を溺愛。
空回りながらも共に暮す中で、二人はお互いを知り、悪しき神も封じて平穏な日々を送っていた。
身に余る幸福は銀嶺のおかげ。
彼の力になりたい千代だったが、生贄花嫁ならできるはずの霊力の捧げがうまくいかない。
このままでは銀嶺が弱ってしまう。
そこで千代は、神様の生贄たちが花嫁修業をするという学校へ通うことに。
力を捧げる術を学ぶうちに、仲良くなった大鼠神の花嫁・唯の抱える神様への想いに触れて……?