【予約受付中】【小説】君は僕の後悔(4)
静かな嵐のように突然現れた、藍衣の姉・梢。
彼女は藍衣に対して「いい加減、帰って来なよ」と告げる。
母親との間に軋轢があり、父親と共に家を出た藍衣にとって、母親のもとへ帰るという選択肢はなく、藍衣は梢からの誘いを逃げるように拒絶した。
自由でいるためには、今のままがいい。
そう願っているはずなのに、梢が現れたことをきっかけに、高校生でしかない藍衣の日々は、次第に窮屈になっていき、それは結弦の目にも明らかだった。
藍衣が後悔しない未来――そこへ至る答えを見つけるべく、結弦は藍衣に寄りそい触れあい、言葉を重ねていく。
そうして藍衣が手にした想いとは?
恋と対話の物語、第4弾!