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】【小説】異世界アジト(1) 辺境に秘密基地つくってみた
自分だけの楽園を、手に入れた――!
異世界に迷い込んだボナスは、気づくと夜明け前の荒野にポツンと座っていた。
そこは、世界の最果て――蛇やジャコウウシといった巨大な生き物たちが闊歩する未開の地だった。
水場を求めて隠れたオアシスに辿り着いたボナスはこの絶好の隠れ家を「アジト」と名付け、少しずつ発展させていく。
最初にできた仲間は、意思表示する綺麗なピンク色のトカゲ「ぴんく」。
小さいながらも強烈な光線で巨大な獣も難なく倒し、彼のお守り的存在になる。
次にできた仲間は小鬼の「クロ」。
身体能力が高いうえに物覚えの良さと理解力があり、ボナスたちに寄り添う。
やがてボナスは街でチョコレートと珈琲の店を開き、時には身を護るため戦い、仲間を増やしていく。
これは、ボナス一家の、やさしさあふれる冒険の物語。