【予約受付中】【小説】地味なおじさん、実は英雄でした。 ~自覚がないまま無双してたら、姪のダンジョン配信で晒されてたようです~(4)
趣味であるダンジョンでのバッティングをこっそり姪に配信され、注目の配信者“新宿バット”になってしまった社畜サラリーマンの佐藤蛍太(41歳)。
無自覚に無双する彼の裏の活躍で、冒険書房は社長が退任し、新たに《DOOMブックスレボリューションズ》としてホワイト企業へと変貌を遂げていた。
綺麗なオフィスに、優しい新社長…歓迎すべきことのはずなのに、どこか釈然としない状態の蛍太だったが、そんな中、新宿ダンジョンに300レベルを超える超越者級ボスモンスター
“悲劇の雷帝”が誕生し、冒険者たちを塵に変えていく。
その映像を見たトップ配信者のスイレンは「パパ……!!」と呟き涙を流す。
それは18年前の迷宮災害で《はじまりの冒険者》たちを率いたリーダーの変わり果てた姿で…!?