【予約受付中】【小説】精霊幻想記(25) 私達の英雄
私達はきっと、あの人を知っている――。セントステラの勇者である千堂貴久が出奔し、死線を超えた夜。
貧民街から上がる煉獄の炎を呆然と見つめていたガルアーク王城の面々のもとに、
突如として投下されたのはレイスが差し向けた神造兵器のゴーレムだった!!
その圧倒的な戦闘能力にアイシア以外はまるで歯が立たず、焦り恐怖する一同。
だがその場において平然とする少女がひとり――
「さあ、分岐した未来の帳尻を合わせるわよ」
微笑む彼女の導きにより忘れられた英雄が今、戦場へ帰還する!!