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】【小説】みつばものがたり(3) 呪いの少女と死の輪舞(ロンド)
世界に「私」を刻み込め。
革命の混乱に乗じて十三歳にして大統領の座を手にしたミツバ・クローブ。
「世界に私の存在を刻み込みたい」という強い願いを行動原理に思うがままに恐怖を振りまくが、そんなミツバの信奉者は少なくなかった。
高まる国民人気を基に、共和制を掲げて国家運営が行われようとする中、
サンドラとクローネは実質的なミツバの独裁状態を打破しようと、それぞれ暗躍するのだが……。
さらに、ミツバの影響を受けて自国が崩壊することを恐れた周辺国家は、ローゼリアへの侵攻を試みる。
ミツバは侵略を食い止めるべく、二万の敵勢に対してわずか五千の戦力を携えて、故郷のブルーローズ領へ自ら向かった。
そこで発動したのは、規格外の呪いの力で――!?
呪いの力を宿した少女が欲望のままに生き抜く姿を描く、最凶ダークファンタジー。