【予約受付中】【小説】悪役令嬢は嫌なので、医務室助手になりました。(6)
どれだけ伝えても足りない――
「私にとっての最愛は貴方です」王城でフェリクスとともに暮らし始めたレイラ。国を挙げた一大イベント「カーニバル」の開催に街はお祝いムードに包まれていた。
レイラとフェリクスも街へ繰り出しお忍びデートを楽しむなか、カーニバル三日目に事件は起きた。
なんと、地下牢に投獄されていたリーリエが脱獄したという。
リーリエの強大な魔力によって危険にさらされたフェリクスは、レイラの叔父が開発した新薬『満月の狂気』を服用することに。
しかし、その薬にはある副作用があった……。
さらに、レイラの持つ闇の魔力にも異変が起こり――?