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】【小説】戦狼と軍姫の征戦(2)
統一暦六八七年、帝国暦三〇五年、大陸統一を進めるアルケニア帝国は東部のカーサース王国を侵略するも、庶子の第三王子レオヴェルトの戦術により敗北、また東部の要衝セルガーシュ城砦と第一皇子イェーバーを喪い大きく勢力を減じた。
帝国の属領であるミュルトの王女エルメルシアはイェーバーを救えなかった責任を負わされ、皇宮の地下牢に投獄される。そこで帝国暗部の政争に巻きこまれ、皇帝の寵姫ベルティーナに従うことを要求されるのだった。
一方、セルガーシュ城砦を手に入れたレオヴェルトのもとには、ハイヴァル王国の王女ラスカルーダが訪ねてくる。
無敵と思われた帝国の支配体制のほころびは、野心を持つ戦狼たちを次々と目覚めさせ、歴史を動乱の時代へと誘う――。
